つちやみきコラム
19 09 06 Fri

Vol.31「天気の人」

あの映画のパクリではありません。

 

毎年、今の時期、体調を崩す人いませんか?

天候によって体調が悪くなる人がたくさんいます。この時期と3月ごろに体調を崩す人は、自律神経系が弱い人が多いです。特に、頭痛や肩こり、だるさ、気持ちの落ち込み…

 

「女心と秋の空」

秋の天候は変わりやすい例えでもありますが、最初は「男心と秋の空」だったそうです。男性の浮気心を示したものでしょうか。まあ、結局人の男性も女性も心は変わりやすいんですね。

この例えにもあるように、秋は天候が変化しやすいですね。天候の変化は気圧の変化です。

気圧の変化は、体液(流れ)の変化、自律神経の変化です。

 

人間の体調は血液や体液に左右されることが多いですから、日ごろから流す力が弱かったり、液体の量が少なすぎたり(血液量の不足)多すぎたり(むくみ)すると、とたんに体調が悪くなるのです。

 

そして、この時期の体調不良に特徴的なのは「心」の調子も悪くなることが多いことです。季節の変わり目、特に気温の変化には自律神経の切り替えが始まります。自律神経は情緒にも大きくかかわります。その切り替えも上手くいかなくなると、心身共に調子が悪くなるのです。

 

どうしたらいいのでしょう。

 

まず、1つ。病院に行っても大きな所見は見つからない、でも、自分はどんな理由で調子が悪くなるのか、なぜ頭痛が頻繁に起こるのか、わからない人。自分の体調不良のおおまかな理由を把握することです。ただの運動不足や血行不良だけではないのかもしれません。

生活行動や癖など、自分のことをよく知らない人が多すぎます。人のことはつべこべ言うのに、自分のことを知らない…あなたは誰でしょう。

 

季節性の体調不良はずいぶんと辛いものです。鬱の傾向が出る人もいます。でも、他の人にはわかりません。これは、自分を変える考え方のスタートです。

 

「自分を変えるのは自分しかいない」

 

季節性の体調不良が思い当たる人の超回復法は、身体の液体を動かすこと。心も身体も動かすことです。

 

ジムへ行けとは言いません。まず、何でもいいから普段と違う動きをするのです。私は欅坂を踊ります。

 

無理にでもいいから心を動かすのです。私は友達と美味しいものを食べにいきます。

 

ここでポイント。心身を動かすのは、雑誌に載っているような素敵なトレーニングライフでなくてもいいのです。いつもと違う生活をするだけで、変わります。動きます。タコダンスです。

 

ふざけているわけではありません。あ、ふざけていますが。疲れた身体、疲れた心をずっと箱の中にいれておかず、揺さぶって蓋を開けてみるのです。揺さぶることで蓋のネジは緩みます。そこから、また次の方法を考えていきましょう。タコダンス教に入りませんか?