つちやみきコラム
19 06 14 Fri

Vol.25「私はおばさんです」

この一年、私はこの歳特有のホルモンの変化に圧倒されています。いわゆる世にいう“更年期”の初期です。更年期というと、老化の象徴、もっというと更年期なく活き活きとしている人を“若い”というイメージがついているようですが、ただの時期なので「気にするな、堂々としろ」と声をかけたくなります。

 

しかし、ビューティーで売っている人も、そうでない人も細胞の老化は似たようなもので、中身も似たようものなのですけどね。肌や筋肉は人によって違いを出せますが、内臓や血液は老化していきます。生き物が必ず死ぬということから考えると、当たり前なのですけどね。肌やスタイルで女性を観ている方、今日から爪と髪の毛を注目するといいです。

まあ、どうでもいいですけど。

 

 

私の母は早くに亡くなっているし、姉妹もいないし、主人の母も他界しています。身内に極端に女性が少ないので、本当の家の中にいる中年女性がわかりません。

しかし、相談を受ける更年期の症状では、気圧によって頭痛が頻繁にある、ダルイ、イライラする、悲しくなる、肩こりがひどい、など辛いものも多くあります。

 

 

相談の中に、夫や彼の理解がない、職場の男性の理解がないという苦しみが多くあります。ですから私にかかわる男性には、理解してもらえるように伝え続けます。すべてをホルモンのせいにはしませんが、こんな時はこうしてほしいということを伝える必要があります。だって、男性にはわからないのですから。

 

「機嫌が悪い原因がよくわからない。具体的にどうしてほしいかを知りたい。」のが、男性の本音でしょう。ですから、女性も文句ばかり言っていないで、伝える努力をしないといけないですね。これは更年期に限らないことだと思います。

 

あ、関係ないですけれど、人にものを伝えるのがヘタな人の特徴は「言いすぎる」か「言わなすぎる」かどちらかです。「話、ながっ」の人も何を言いたいかわからないし、「人に伝えない」という人も、もちろんわからないですし。適度な長さで話せないか…と思っています。いつかこの「伝える」訓練セミナーやりますから、イマイチなあなた、来てくださいね。

 

最近は、カウンセリングや移動、作業で1日5時間も椅子に座っていたのを減らし、運動を始めました。一日一運動です。1か月経ちましたが、むくみは劇的に減りました。食事制限はしません。

 

専門家が何を簡単なことを…という意見もあるかもしれませんが、循環はすべての基礎です。更年期の特徴は「滞り」です。やはり有酸素運動は有効的です。

 

歳をとることは誰にもやってくることです。私は恥じることなく「おばさん」です。

そして、重要だと思っているのは他人からのイメージではなく、自分自身の心身を快適にすることなのです。快適だな…と思って生活できることなのです。それが、本当の「綺麗」だと信じていますもの。ふふ。

 

はい、シンプルに。

食べろ、運動しろ、笑え、学べ、賭けろ!