つちやみきコラム
20 04 30 Thu

何も出来ない私たち2

 

さて、家にいるのが長く感じられるようになってきましたね、そろそろ。

でもこれはまだまだ長期戦だ、と思うのです。

 

 

世界がだいぶ変わってきているので、完全に元には戻らないと考えます。今必要なのはサービスの無料提供や安い提供ではなく、新しいビジネスやコンテンツの基礎を作る準備をすることではないかと。

 

で、この状況をなるべく色々な視点から観るようにしています。

私もそして主人も会社経営にかかわっていますから、不安と言われれば不安かもしれません。ただ、不安と思わないので大丈夫です。だって、1万円あったら1万円の鮨を食べるけれど、500円しかなかったら牛丼を食べるしかないのです。ただそれだけです。

今は社会の偏りがよく観えてきて、私なりにこの時期は貴重だなと思っています。

 

 

例えば、「新型コロナに負けないためには免疫力をアップさせよう」という動きも多いです。でも、どの記事を読んでも免疫力アップには“食べ物”“運動”…こんなことをずっと刷り込まれてきた皆さん、おさらいしましょう。

 

 

確かに、免疫力アップの1つの材料にはなりますが、それだけで免疫が上がるとも言えません。危険な人には怖いウィルスです。症状が出ない人もいるウィルスです。

新型コロナにかからなくても、癌にかかる人もいます。

これを理解した上で人体はシンプルなんだけど、人それぞれスペックが違うので、役に立たないことも多いということを受け止めるべきです。食事に気を付けていない人の免疫が高いことも珍しくありません。

 

 

自分には何が足りない?自分がすべきことは何?自分の体質の特徴は?

と、大事なのは、自分自身の状態です。

最近g-zoneでの2か月コース(2か月毎日私とラインをして怒られるコース*)のお客様、身体造りも成功しましたが、何より自分の身体のことをしっかり観られるようになりました。それだけで人生が変わる方もたくさんいます。

 

今は時間が多くあってSNSで腕立てチャレンジとかやり始めて、余分な情報をインプットして、元気だしていこうと他人に踊らされ、必要以上の不安にかられ、過剰な感情表現を使い、よくわからない毎日を送る…ああ、免疫力ダダ下がりです。

 

 

大学院時代に研究室の担当教授の医師にこんなことを言われました。

 

「後医は名医」

初見でみるより後から観る医師の方が、時間の経過や情報も多いから正しい診断が出来る。

しかし、後者の医師が前者より優れているわけではない。

 

戒めです。

人が何かした後につべこべ言うのは誰にでも出来ますね。日本にはこんなにも文句を言う人が多いのかとうんざりしていましたが、“後医は名医”を思いだして少し切り替えていきます。

 

元気なんか無理に出さなくていいから、携帯置いて本でも読め。(本文内容とは関係ありません)

 

*2か月コースにつきましては、g-zoneにお問い合わせください。