人が人に抱くイメージ…厄介です。私はどんな風なイメージを抱かれているのかわかりませんが、例えば顔や雰囲気だけだと爽やかなイメージを抱かれている過去が多くありました。私が爽やか？ふっ。

 

この人ならこんなことを言うに違いない、と決めつけている人は意外と多いですね。

私は構わず、とんでもない話しをぶっこみますが。

 

男女の喧嘩。女性は男性が言ってくれる言葉を待つ、男性はそれをわかっているけれど自分が言いたくないから言わない、女性は腹を立て、自分が好かれていないような気持ちになる。男性は、途中から面倒くさいな、早く終わらないかなと思う…

 

なんてこと多くあるのではないでしょうか。これ、完全に女性の期待。だったら最初から台本を渡しておいて、「テイク１いきます。よういスタートっ！」ってやればいいですよね。

それで満足ですよね。

 

なぜ、期待するということがやっかいなことになるでしょうか。

人への期待のやっかいなところは、その人のためを思っている風に見せかけておいて、自分の願望がたくさん入っているということ。多くの人をカウンセリングしていると「その人のために」と言っている人ほど、自分の期待を押し付けようとしている傾向にあるように思います。本当にその人を思っている場合には、黙って本人に任せる選択も出来ます。

 

親が子どもに、コーチが選手に、奥さんが旦那さんに…期待ばかりして、あなたはどうなんだって話。期待されている方は、嫌なことを言われたくないから、自分で考える力がなくなります。何が大事で、いつ努力する必要があるのか“指示待ち”です。

 

ここで一句。

やらされて　期待されても　がっかりされて

誰かのために　なにすりゃいいの

 

努力しなくていいと言っているわけではありません。

期待する人たちに縛られなくていいのです。自分で決めていくことを心掛けましょう。そこに専門家の知識や技術を活用するのです。

 

今の自分は、自分がしてきた結果のかたまり。今の自分が気に入らない人は、自分のやり方が悪かったのです。でも、明日は違う自分になるかもしれません。

私は、毎日毎日、明日の新しい自分に期待します。寝て起きたらまた、新しい自分が始まります。テレビを観て笑って、美味しいものを食べて、寝て、起きて、くだらない毎日のようですが、私は更新しています。確実に更新しています。（特に体重）

 

あなたに必要なのは「将来への不安」でも「過去の後悔」でもなく「今の自分」に集中すること。今日の自分に期待すること。今の自分は、いただいたチョコレートを集中して食べる直前です。では。