ちよりキッチン
19 07 11 Thu

No.22「焼きなすの甘辛牛肉のせ」

料理説明

なすの皮の紫色の色素はナスニンと呼ばれ、抗酸化作用が強いポリフェノールの一種です。身体の酸化を促進する過剰な活性酸素を抑えるはたらきを持ち、生活習慣病の予防、老化の抑制、きれいな肌を維持するためにも役立ちます。また、なすにはカリウムや水分が多く、汗をたくさんかくこれからの季節にはおすすめの食材です。

油で一度調理をすることで、水に溶け出しやすい性質を持つナスニンが油によってコーティングされるため、栄養素の流出を防ぐことができます。減量中だと油を使わないように調理しがちですが、質の良い油は適度に取り入れることが大切です。ナスを和えたり、煮たり、漬けたりする際にもオリーブオイルや今回のメニューでも使用しているごま油などの良質の油で一度焼く、炒めるという工程を挟むと、野菜の持つ栄養素を無駄なく摂取できますよ。

 

レシピ

材料(2人分)

なす・・・・・・・・・・小2本(230g程度)
ごま油・・・・・・・・・大さじ2
塩・・・・・・・・・・・少々
牛肉(こま切れ肉)・・・180g
大葉・・・・・・・・・・6枚

【A】

みょうが(みじん切り)・1個
酒・・・・・・・・・・・大さじ1
みりん・・・・・・・・・大さじ1
醤油・・・・・・・・・・大さじ1
砂糖・・・・・・・・・・小さじ1
生姜(おろし)・・・・・小さじ1

 

手順

① なすを2cm程度の輪切りにする(ピーラーで縦方向に縞目に皮をむいてから輪切りにすると見た目がおしゃれになります)

② フライパンにごま油をひき、なすの両面をこんがりと色がつくまで焼き、取り出して皿に並べる

③ 牛こま切れ肉は粗めに刻み、フライパンにごま油(分量外)を少量ひいて炒め、塩を少々ふる

④ ④にAの材料を入れて味付けをする

⑤ 水分を飛ばしながら熱し、仕上げに粗く刻んだ大葉を入れて混ぜる

⑥ なすの上に⑥を盛り、仕上げにかいわれやみょうがを飾り完成

 

投稿者

こんにちは、廣松千愛(ちより)です。

g-zone で管理栄養士として、栄養指導をさせていただいております。

今後定期的に、「健康とトレーニングのための食事」をテーマにレシピをご紹介いたします。

普段、トレーニングをされていたり、健康を意識しておられる方は、ぜひ参考にしてみてください!