つちやみきコラム
19 02 08 Fri

Vol.16「約束を守れない人へ」

あなたはひどい「嘘」をつかれたこと、約束をやぶられた経験はありますか?

私はたぶんたくさんあったと思いますが、意識の中ではなかったことにしています。だって、私に嘘をついたり、約束を守ってもらえなかったりする時点で信頼すべき人ではないから。その人は、私の中で「無」になります。

 

約束をやぶる時、色々な事情があるし、と“やぶる側”は言いますよね。それ、やぶる前にしっかり言葉にして言え!と思うわけです。言ってくれたら約束をやぶることにはならないし、仕方ない、で済むのですけれど。それが言えないのが、“やぶる人”。

 

これは、時間とか食事とかそれだけではありません。自分の心、相手の心についての暗黙の優しさもやぶります。これ、わざわざ言わなくていいよね、もしくは、これ教えてくれたらよかったのに…みたいなことありません?それ意地悪だよね…って思うことありません?

 

私は(たぶん)女性ですから、そんなことはたくさん経験してきていますが、私にそんな意地悪は通用しません。意地悪している側はずっと何かに怯えて、落ち着かないのだろうな…と思うから、大丈夫?と抱きしめてあげたいくらいです。

 

自分をレスキューする方法がわからなくなっているのでしょう。こんな人は、自分自身の守るべき約束こそ守れないのです。自分で自分を裏切り続ける人は、不安だから人の粗を探すのを本業とします。アルバイトではなく、正社員です。

 

 

そんな風にしか生きられないなんて、勿体ないですね。世の中には、楽しいことがまだまだたくさんあって、私も仕事なんかしている場合ではありません。

 

やぶる側の人。今、そんな自分に嫌気がさしている人。変えるには1つだけいい方法があります。まず、習慣を変えることです。少し変える努力をしてみるのです。努力は出来ないという人、習慣で簡単に継続できます。その継続は才能に変わって、自分を助けてくれます。

 

私は1日に30分、必ず本をよむか勉強をします。何十年も続けている習慣です。1年にしたら皆さんの100倍くらい“くだらない知識”を入れています。だから、小さな憂鬱や小さな意地悪は本当に小さいくだらないものなのです。

 

今、あなたがしなければならないことは、みえないものに怯えることではなくて、自分のすべきことを守ること。自分との大事な約束を守ること。それが出来れば、相手との約束も重さが変わってきます。

 

今日から簡単なこと1つでもいい。習慣にしてみましょう。憂鬱なときは、北海道物産展に行ってみましょう。あれは裏切らない…